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「オンライン管理型心臓リハビリ」の医師主導治験を開始 大阪大学とリモハブ

2020年7月13日(月)

大阪大学は、心疾患の患者が自宅にいたまま医師の指導を受けながらリハビリテーションを行える「オンライン管理型心臓リハビリ」の医師主導治験を近く始めると発表した。医療分野のイノベーション具現化を目指す、同大バイオデザインプログラムから生まれたプロジェクトの事業化に向けた取り組みの一環。

大阪大学バイオデザインプログラムからの実用化へ一歩進む

同大が近く始めるのは、リモハブが同大とともにバイオデザインプログラムのもとで研究開発した、心疾患患者向けの「遠隔リハビリシステム」の効果検証だ。システムでは、IoT型バイクトレーナーやウェアララブル心電計を活用して、患者が自宅でリハビリを実施。リアルタイムで運動中のデータがクラウドを通し病院側に送られ、医師がそのデータを確認しながら問診や指導を行う。

通院をともなう現在のリハビリテーションは、患者が高齢者であることもあり必要とされる量の1割の実施率にとどまっており、こうした自宅でも行える環境を整備することで、心疾患の患者の病状悪化を防ぎ、医療費の削減と、医療資源の効率的活用に寄与する狙いがある。今回の治験では、頻回の通院が困難な心疾患患者に対しシステムの有効性と安全性を検証する。


転載元は[こちら]

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