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AIで探索した強迫性障害新薬候補、治験開始

2020年2月4日(火)

大日本住友製薬は1月30日、人工知能(AI)を活用して開発された新薬候補化合物の第1相臨床試験を国内で開始したと発表した(プレスリリースはこちら)。英国のExscientia社との共同研究により開発したもので、強迫性障害治療薬の候補としている。

新薬候補化合物は、セロトニン 5-HT1A 受容体に対するアゴニストで、強迫性障害治療候補として第1相臨床試験を開始した。この化合物は、Exscientia社のAI創薬プラットフォームを用いて探索した。それにより、一般に4年半かかるとされる探索研究期間が12か月未満で完了したという。

長倉克枝

長倉克枝 m3.com編集部