大日本住友製薬は1月30日、人工知能(AI)を活用して開発された新薬候補化合物の第1相臨床試験を国内で開始したと発表した(プレスリリースはこちら)。英国のExscientia社との共同研究により開発したもので、強迫性障害治療薬の候補としている。
新薬候補化合物は、セロトニン 5-HT1A 受容体に対するアゴニストで、強迫性障害治療候補として第1相臨床試験を開始した。この化合物は、Exscientia社のAI創薬プラットフォームを用いて探索した。それにより、一般に4年半かかるとされる探索研究期間が12か月未満で完了したという。
長倉克枝 m3.com編集部