※定員に達したため申し込みを締め切りました。キャンセルがあった場合、申し込みを再開します。
医療現場での課題解決に向け様々なテクノロジーが導入される中、AI(人工知能)などの萌芽的技術の臨床現場での実装も始まりつつあります。現場での課題を熟知している医師による開発や実装、また医師と協働する開発者ら、社会実装に向けた仕組みをつくる政策関与者も増えてきました。
本セミナーシリーズは、こうした医師や開発者、政策関与者らが、それぞれの経験や知見を基に、開発・臨床現場で役立つ情報を共有し、関係者同士の交流をはかることで、医療現場での新しいテクノロジーの実装を進めていくことを目的として行います。東京大学政策ビジョン研究センター、慶應義塾大学AIメディカルセンター、エムスリー株式会社m3.com編集部が主催して開催します。
第2回は講師に平澤俊明氏(がん研有明病院上部消化管内科副部長)、青木智則氏(東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程)をお迎えし、内視鏡を中心とする消化器科におけるAIの利活用・開発の現状と課題についてお伺いします。
※本セミナーシリーズ一覧はこちらをご覧ください。
※参加無料
※後日お送りするメールをもって、ご参加が確定いたします。フォーム入力だけではご参加は確定になりませんのでご注意くださいませ。
日程 2019年1月27日(日)15:00~17:00、17:00~19:00(懇親会)
場所 東京大学山上会館地下002会議室(東京都文京区本郷7丁目3−1)
講師 平澤俊明氏(がん研有明病院上部消化管内科副部長)、青木智則氏(東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程)
定員 20名
15:00~15:05 オープニング
15:05~15:35 平澤氏講演
15:35~16:05 青木氏講演
16:05~16:55 質疑応答・ディスカッション
16:55~17:00 クロージング
17:00~19:00 懇親会
平澤俊明(ひらさわ・としあき)
がん研有明病院上部消化管内科副部長
1974年生まれ。1999年高知医科大学医学部卒業。卒後の3年間、聖路加国際病院で内科を中心とした初期研修を行った。2002年に千葉大学第一内科に入局し、消化器専門研修を行い、君津中央病院などで消化器内科医として研鑽を積んだ。2004年から東葛辻仲病院で大腸内視鏡を中心に研鑽し、2006年からはがん研有明病院に勤務し、胃癌の診断と内視鏡治療を中心とした臨床および研究を行っている。2016年からAIによる胃癌診断の研究を開始し、2018年に世界初の“AIによる胃癌の拾い上げ診断”の論文を発表した。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。日本消化器内視鏡学会「早期胃癌診断のための内視鏡ガイドライン」作成委員。
青木智則(あおき・とものり)
2010年東京大学医学部卒業後、国立国際医療研究センター病院での初期研修・消化器内科後期研修を経て、2013年より東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医、日本カプセル内視鏡学会医。現在の研究領域は消化管出血や小腸疾患。
江間有沙(えま・ありさ)
東京大学政策ビジョン研究センター特任講師
2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。京都大学白眉センター特定助教、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構特任講師を経て現職。2017年1月より国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。専門は科学技術社会論(STS)
藤田卓仙(ふじた・たかのり)
世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター ヘルスケア・データ政策プロジェクト長
2006年、東京大学医学部卒業。慶應義塾大学メディカルAIセンター、慶應義塾大学イノベーション推進本部とも兼任。医療政策学、医事法学、医療経済学、医療情報学の観点から、学際的な研究を行う。健康医療情報のプラットフォーム化と情報の利活用、大学医学部における産学官連携、地域包括ケアシステム・在宅医療における法政策、医療事故と専門職の責任、ヘルスケアにおける広告表示規制、医療等個人情報保護法制、医学領域における知的財産権などを研究テーマとしている。