※定員に達したため申し込みを締め切りました。キャンセルがあった場合、申し込みを再開します。
医療現場での課題解決に向け様々なテクノロジーが導入される中、AI(人工知能)などの萌芽的技術の臨床現場での実装も始まりつつあります。現場での課題を熟知している医師による開発や実装、また医師と協働する開発者ら、社会実装に向けた仕組みをつくる政策関与者も増えてきました。
本セミナーシリーズは、こうした医師や開発者、政策関与者らが、それぞれの経験や知見を基に、開発・臨床現場で役立つ情報を共有し、関係者同士の交流をはかることで、医療現場での新しいテクノロジーの実装を進めていくことを目的として行います。東京大学政策ビジョン研究センター、慶應義塾大学AIメディカルセンター、エムスリー株式会社m3.com編集部が主催して開催します。
第1回は講師に目々澤肇氏(目々澤医院院長)、田澤雄基氏(慶應義塾大学医学部精神・神経科、MIZENクリニック豊洲院長)をお迎えし、開業医にとってのAIの利用の現状と課題をお伺いします。
※本セミナーシリーズ一覧はこちらをご覧ください。
※参加無料
※後日お送りするメールをもって、ご参加が確定いたします。フォーム入力だけではご参加は確定になりませんのでご注意くださいませ。
日程 2019年1月19日(土)15:00~17:00、17:00~19:00(懇親会)
場所 理化学研究所革新知能統合研究センター(東京都中央区日本橋1-4-1日本橋一丁目三井ビルディング15階)
講師 目々澤肇氏(目々澤医院院長)、田澤雄基氏(慶應義塾大学医学部精神・神経科、MIZENクリニック豊洲院長)
定員 20名
15:00~15:05 オープニング
15:05~15:35 目々澤氏講演
15:35~16:05 田澤氏講演
16:05~16:55 質疑応答・ディスカッション
16:55~17:00 クロージング
17:00~19:00 懇親会
目々澤肇(めめざわ・はじめ)
目々澤医院院長
1981年獨協医科大学卒。卒後日本医科大学第二内科で脳卒中研究に取り組み、医学博士取得後、スウェーデン・ルンド大学実験脳研究所にて大学院医学博士課程修了(Ph.D)。日本医科大学附属病院第一病院内科医局長。日本医科大学付属千葉北総病院脳神経センター副所長を経て開業、医療法人社団目々澤醫院院長となる。現在東京都医師会理事を務め、都内病院の電子カルテを結ぶ東京総合医療ネットワークを構築中。
田澤雄基(たざわ・ゆうき)
慶應義塾大学医学部精神・神経科、MIZENクリニック豊洲院長
2014年慶應義塾大学医学部卒。医学部生時代に医療IT系企業を起業し、売却。研修医を経て慶應義塾大学医学部精神・神経科に入局。大学院生として、人工知能やIoTを活用した精神疾患の診断研究に従事。また同時に同医学部の産学連携プロジェクトを担当し、健康医療ベンチャー大賞を設立、実行委員長を務める。独自の取り組みとして夜18-22時に診療する予防専門MIZENクリニック豊洲を開業し、働く人のための夜間診療を行っている。
江間有沙(えま・ありさ)
東京大学政策ビジョン研究センター特任講師
2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。京都大学白眉センター特定助教、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構特任講師を経て現職。2017年1月より国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。専門は科学技術社会論(STS)
藤田卓仙(ふじた・たかのり)
世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター ヘルスケア・データ政策プロジェクト長
2006年、東京大学医学部卒業。慶應義塾大学メディカルAIセンター、慶應義塾大学イノベーション推進本部とも兼任。医療政策学、医事法学、医療経済学、医療情報学の観点から、学際的な研究を行う。健康医療情報のプラットフォーム化と情報の利活用、大学医学部における産学官連携、地域包括ケアシステム・在宅医療における法政策、医療事故と専門職の責任、ヘルスケアにおける広告表示規制、医療等個人情報保護法制、医学領域における知的財産権などを研究テーマとしている。